専用のワイヤーを爪の左右に引っ掛け、専用のフックを用いて巻き上げ、爪の形を矯正する方法です。他のワイヤー治療と比較し、爪が短い方でも装着でき、邪魔にならないのが特徴です。ワイヤー挿入時の痛みも少ないです。
VHO法のメリット
- 短い爪にも装着できる
- 矯正力が強い
- 新しく生えてくる爪にも矯正を働きかけられる
- 再装着までの期間が長め(装着後1.5~2ヶ月)
- 水泳などのスポーツも可能
- 個々の爪の形に合わせて矯正可能
VHO法の注意点
- 巻き爪治療中のMRI、電気メスの実施は不可※1
- サッカーや空手等、趾先部をぶつけると外れることがある
- 矯正の治療経過が良く爪がはやく広がると1か月でワイヤーが自然と外れることがある※2
※1 緊急時はやむを得ませんが火傷のリスクがあります。待機的な検査や手術の場合には外しにきていただく必要があります。
※2 装着後2週間以内のトラブル(痛みや外れ)があった場合は再診料のみで再装着します。
施術が適応になるかは医師の判断となります。爪の状態に応じてVHO式のワイヤーではなく他の矯正器具(コンビペド、ポドフィックス、ポドストライプ)を装着する可能性があります。
当日の施術のご案内は難しいことが多いため、診察の際に処置の日程をご相談させていただきます。
整形外科との連携
当院は整形外科との連携が可能です。
巻き爪は歩き方や扁平足、靴などが影響する場合が多いため、再発予防のためにリハビリテーションをご案内いたします。
リハビリテーションでは、足部アーチ形成のためのエクササイズや、重心のかけ方の練習など、適切な身体の動かし方をご案内します。より良い歩き方を目指すために、完全オーダーメイドのインソール作成もしております。
ご希望の方は、お気軽にご相談ください。